歯を丈夫にするには、食事も関係しているのですか?
2012/04/23 掲載
歯を丈夫にするには、食事も関係しているのですか?そのためにどんなことに気をつけたらいいでしょうか。 |
もうすぐ、歯の衛生週間(6月4日~1週間)ですね。歯を丈夫にするには、食事も関係しています。普段の食事では、歯を丈夫にする カルシウム(乳製品・大豆製品・イワシ丸干しなど)をとり、清潔な口腔を保つ助けをする食物繊維を積極的にとることをおすすめします。歯が丈夫であれば、 なんでも美味しく食べられます。高齢者では、自分の歯でしっかり食べられる方は、全身の健康状態も良好だと言われています!丈夫な歯「8020運動~80 歳で20本の歯を残そう~」を目指し、美味しい食事がいつまで楽しめるとよいですね。
なぜ、食物繊維が必要?
唾液が潤った状態は口腔内を清潔に保ち、歯周病、虫歯などの予防になり丈夫な歯を保つことにつながります。
唾液の働きには、「消化を助ける・食べ物のカスを洗い流す・細菌の繁殖を防ぐ」などがあります。
この唾液で常に潤った状態をつくるには、歯磨き以外にも食事をする時によく噛むことがポイントの一つです。
食物繊維の多い食品は、噛む回数が自然と増えます。さらに、よく噛むことであごの骨を丈夫にし、歯をますます丈夫にしてくれます。また、良く噛んで食べる ことで、食事ペースがゆっくりで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎの予防につながり、ダイエット効果もあります。食物繊維は、比較的低カロリーなものが多い ので積極的にとりいれましょう!
歯は健康のバロメータ
噛み合わせが悪いなど、口の中の健康が損なわれると、頭痛、肩こり、心臓の病気、動脈硬化など体全体にたくさんの影響がでると言われます。健康な歯でしっかり噛むことができると、脳の働きが活性化し、体に良い影響をもたらしてくれます。
顔の体操で美顔効果も
顔の筋肉は、話す、飲む、食べる、歌うということをスムーズにしてくれます。重力に負けない美顔作りにも効果が期待できます。
試してみましょう。
(参考資料:「健康読本もっと もっと健康!! ず~っと元気」 NPO法人 日本人間ドック協会)