どうして「体組成」をはかるの?
2012/07/30 掲載
「体組成」って何?
体組成とは、わかりやすく言うと「からだが何で出来ているか」ということ。
からだを構成する成分には大きく分けて「脂肪」「筋肉」「骨」「水分」などがあります。
脂肪が多すぎたり、筋肉が少なすぎたり体組成が乱れることは生活習慣病や体調の乱れにつながります。そのため、体重や体脂肪を測るだけでなく、自分の体組成を体組成計でチェックし管理していくことが、健康管理にとって非常に大切なのです。
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筋肉量・内臓脂肪量・基礎代謝・骨量など | |
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◎ | ☓ | ☓ | ☓ | |
◎ | ◎ | ◎ | ☓ | |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
いろいろ測定出来るみたいだけど、なんだか難しそう、どんな風に役立つの?そう思われた方もいると思いますので、今回は
ダイエットでよくある失敗・よくある悩みを例に、「体組成」をはかる大切さをご説明します。
リバウンドした!Aさんの場合
ダイエットをして、はじめは体重が減った!と喜んでいたのですが、
その後全く体重が減らなくなり、
最終的にはダイエット前よりも太ったかも…。
■Aさんの体組成の変化は…
減った体重は、体脂肪ではなく「筋肉」。筋肉が減ると
基礎代謝もさがり、エネルギーを消費する量が減るので
太りやすい体質になります。
ダイエット中は「体重」だけでなく「体脂肪量」「筋肉量」を確認しましょう!
からだカルテの比較グラフで「体重」「体脂肪率」「筋肉量」
「基礎代謝」の4項目を選ぶのがおススメ→
おなかぽっこり!Bさんの場合
最近おなかが「ぽっこり」して、立っていると自分の足が見えない!
歳をとるとある程度お腹が出てくるの仕方ないのかな?
「皮下脂肪」が皮膚のすぐ内側につくのに対し内臓付近につくのが
「内臓脂肪」で、特に歳をとるにつれ男性が付きやすくなります。
臓器を圧迫するだけでなく、生活習慣病である肥満や高血圧、
のリスクを高めるため、心当たりのある人は要注意!
昔は大丈夫だったのに…Cさんの場合
以前と同じような食生活をしているのに、30代を越えたころからめっきり太りやすくなった。
運動の量も、食べる量も変わっていないのに…
これはやっぱり歳のせい?
■Cさんの体組成の変化は…
食事のエネルギーや運動のエネルギーばかりを気にしがちです。
けれども、基礎代謝は1日の消費エネルギーのなんと「7割以上」を占め
ダイエットにも大きな影響を与えます。18歳から単純計算すると、同じ生活を続けた場合40歳頃には男性は約7kg、女性は約6kgも脂肪が増えることに!
からだカルテのグラフは表示期間が1日~10年まで変更可能→
一時の体重変化に振り回されず、時には自分のからだの変化を
長い目で見つめなおしてみましょう。
運動習慣が続かない!Dさんの場合
運動不足だということはわかっていたので
ついにウォーキングを始めたのはいいけれど、習慣として定着せずやめてしまった。
運動の効果が実感できなかったのも原因かも?
■Dさんの体組成の変化は…
たとえ体重は変化していなくても、運動を続けることで筋肉量や基礎代謝
は増えていき、燃えやすいからだに。
モチベーションが続かない場合は、通信対応歩数計を利用して
歩数データと体組成データと一緒にグラフ表示するのがおススメ→
運動の効果が一目瞭然です。
「どうして体組成をはかるのか?」その答えをわかっていただけたでしょうか?
体組成計を利用すれば、体重計や体脂肪計ではわからなかった「筋肉量の低下」や「基礎代謝の減少」「内臓脂肪の増加」などに気づくことができます。
それらの変化に気づくことで、健康の悪化や間違ったダイエットを防ぐことができる、これが体組成をはかるメリットです。
このようなメリットから、タニタは体組成計を利用することで、肥満を防ぎダイエットが正しく出来ると考えています。
けれども一方でデメリットとして、体重や体脂肪率に加え、内臓脂肪、筋肉量、骨量、水分量など測定項目が多いため
自分の変化を記憶したり、データとして記録するのがかなり大変だということが挙げられます。
そこでタニタが提供しているのが、測定データを手軽に活用できる通信機能のある体組成計とWEBサービス。 タニタのPC対応体組成計と、からだカルテのグラフ機能を利用すれば、変化を目に見える形で記録することができます。
はかったデータが自動でグラフ化される「簡単さ」もダイエットが続く大切なポイントです。
体組成計とからだカルテを利用して、あなたの「からだ」と「生活習慣」を見直してみてはいかがでしょうか?