スタミナのつく節電レシピで残暑を乗り切ろう!
2012/05/29 掲載
ご質問
夏バテ気味なのでスタミナをつけようと思いますが、お肉やうなぎなど脂っこいものはちょっと敬遠気味です。 |
まだまだ暑いこの時期。
食欲がない、疲れやすいなど、夏バテ気味という方も多いのではないでしょうか。
夏バテの原因と解消法を知って、スタミナのつくレシピで残暑を乗り切りましょう。
夏バテとは?
■夏バテの症状
この時期によく使う「夏バテ」という言葉。
具体的には、体温調節機能が気温の変化に対応できず、
働かなくなることにより、 自律神経調節機能が低下し、食欲がなくなったり、
体調がすぐれないなどの体の不調が現れる症状をいいます。
『疲れやすい』
『食欲がない』
『睡眠不足』
という症状を感じたら、夏バテの可能性大です。
■夏バテを予防しよう
夏バテにならないようにするには、体温調節機能を低下させない
ことが大切です。 そのためには、室内と室外との気温差を
大きくしすぎないようにしましょう。
疲労回復のために充分に睡眠を取り、汗で失った水分はしっかりと
補いましょう。また、汗とともにビタミンやミネラルが出てしまった
状態が続くとからだの 機能が低下し、疲れやすくなるので、
こちらも補給が必要です。
ただ、あまり冷たい飲み物を摂りすぎると胃の機能が低下し、消化不良や食欲不振になるので要注意です
■夏バテ解消にぴったりの食材とは?
それでも、夏バテで食欲がなくってしまったらどのような食材が良いでしょうか。
たんぱく質は筋肉・血液・消化酵素・ホルモンなどの材料になる重要な栄養素です。
肉・魚・卵・大豆製品などを主にしたメインのおかずを毎食1品は食べましょう。
ビタミン・ミネラルはからだの調子を整える栄養素です。
特にこの時期は糖質や脂質の質や脂質の代謝を助ける働きのあるビタミンB群が重要です。
ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変える働きがあります。
多く含まれるのは豚肉、枝豆、カツオなど
また、ビタミンB1の働きを補助するアリシンという物質はにんにく、にら、玉ねぎなどに多く含まれます。薬味や食材として、料理に加えると食欲増進にもつながりおすすめです。
ビタミンB2は脂質の代謝をスムーズにする働きがあります。
多く含まれるのは、卵、納豆、チーズなど
節電レシピで夏バテを解消しよう!
暑い日は、夏が旬のオクラをメインに、たんぱく質とビタミンB群が豊富な納豆や 卵を使った「ネバネバ丼」はいかがですか?
火を使わずに手軽にでき、夏バテにも良いという3拍子揃った残暑におすすめの節電レシピを ぜひお試しください。
ネバネバ食材で夏バテを解消して、残暑を元気に乗り切りましょう!