「キレイ姿勢」で健康美女ボディを手に入れよう!
2012/03/28 掲載
皆さんは、体型維持のためにどのようなことをされていますか?
食生活・運動…方法は様々だと思いますが継続させる秘訣の一つは、無理せず続けられる簡単さではないでしょうか?
私は、『キレイな姿勢』と、“ふと“した時間にできる『ながらエクササイズ』で、めでたく体重・体脂肪率を維持しています。
『キレイな姿勢』と『ながらエクササイズ』だけで、ダイエットになるの?と疑問に感じた方のために、今回はキレイな姿勢をちょっとだけ科学して、5年後・10年後も健康美女であるために知っていた方が良い情報をご紹介いたします!
姿勢とエネルギー消費量
ここで早速クイズです!
Q.身長162cm、体重50kg、体脂肪率25%、年齢30歳のタニ美さんは、毎日8時間のデスクワークをしています。 月曜日は元気があり、「背筋を伸ばした"キレイ"な姿勢」で、金曜日は1週間の疲れが出てしまい 「ゆったり猫背ぎみの姿勢」で仕事を行いました。 仕事や食事内容はほぼ同じ。ただ違うのは姿勢!? さて、この仕事をする姿勢の違いで、エネルギー消費量に違いは「ある?」それとも「ない?」 ・・・どちらでしょうか?
クイズの正解は・・・
「ゆったり猫背姿勢」と「キレイ姿勢」によるエネルギー消費量の差
消費エネルギー量は、背筋を伸ばした「キレイ姿勢」の方が、「ゆったり猫背姿勢」より高くなります
*タニタ体重科学研究所調べ。詳細は過去のコラムをご参照ください。
体重50kgのタニ美さんが8時間デスクワークした場合、その差は、約61kcalとなります。
61kcalに相当する食事と活動は、どのくらいかというと・・・
食事であればチョコレートクッキー1枚分に相当します!(表1)
如何でしょう?8時間の「キレイ姿勢」デスクワークが、ジョギング10分に相当するなんて、ちょっと嬉しくないですか!?
また、これを、10日、1ヶ月、1年、5年で考えると、さらにビックリ!?凄いことになります!
ワーキングマザーの「キレイ姿勢」実践結果
さて最後にワーキングマザー&「キレイ姿勢」実践者である私の17年間の体重・体組成を大公開いたします!!!
私は、タニタに勤務して13年!途中、妊娠・出産を経験し、子育てをしながら仕事を続けてきていますが、嬉しいことに、妊娠前の体重・体組成を維持しています^^v(図2)。
これは、20代前半から、ずっと、「キレイ姿勢」を実践してきている結果だと思っています。
ワーキングマザーは、育児・家事・仕事追われ、運動する時間を作るのは大変難しいです。1日の生活行動時間の比率をみてみると・・・仕事・通勤・家事・育児している時間は、約7割(図3)。
運動できる時は是非やって頂きたいですが、無理して運動したとしても、その行動比率は2%であり、1割を満たしません。
ですから、できない時は、運動できないことにストレスを感じるのではなく、1日の活動のうち3割でも5割でもいいので「キレイ姿勢」を心がけて、エネルギー消費量を高め、健康美女ボディを手にいただきたいと思っています。
「キレイ姿勢」で8時間仕事をする事は、最初は辛いかもしれません。しかし、意識して実践していると、自然に必要な部分に筋肉がつき、無意識で、できるようになると思います!
最初は、“オムツ交換”や“子どもを抱っこする時”、“ご飯を作る時”や“歯磨きをする時”など、自分ができる時、思い出した時に実践するところからスタートしてみてください。
ちなみに、私は、「キレイ姿勢」8時間の他に、日常
生活の中で1時間に1回「ながら筋トレ(エクササイズ)」を実践しています。「ながらエクササイズ」については、また機会があればコラムに書きたいと思います。
「キレイ姿勢」
では、「キレイ姿勢」で健康美女が増えることを、心からお祈りしております。